はじめに
11/9(木),11/10(金)に行われたCODE BLUE 2017に学生スタッフとして参加してきたので,感想等書きます.
また,イベント翌日のAVTOKYOにも参加してきたので,そちらについても少し書きます.
CODE BLUEを簡単に説明すると,セキュリティの国際カンファレンスで,世界トップクラスのセキュリティ専門家が集まるイベントです.
イベントでは,セキュリティの専門家による講演やCTF等のコンテストが会場で行われていました.
また,今年はCODE BLUE開催の前日と前々日(11/7,8)にトレーニングもありました.
学生スタッフは9月中旬頃に応募があって,今年は50人の学生スタッフがCODE BLUEの運営を手伝いました.
遠方からの学生スタッフには宿泊場所の提供がありました.
会場が新宿で宿泊したホテルが都庁の近くだったからなのか良いホテルでした.
DAY0
学生スタッフは11/8(水)から前日事前準備のお手伝いがありました.
初日は,会場に着くとスタッフTシャツが配られて,スポンサーの方々とのキックオフ(懇親会),会場設営の手伝いや当日の業務説明という流れでした.
学生スタッフの中には今年セキュリティ・キャンプで一緒だったメンバーも多く,久しぶりに再会できました.
初日は運営の方々がほとんど事前準備を済ませてくれていたので手伝うことはあまりありませんでした.
夜は学生スタッフ達と飲みに行きました.
翌日の業務があるので0時過ぎに就寝.
DAY1
CODE BLUE初日.
学生スタッフは2日間のうちどちらか1日業務,もう1日は一般参加者として自由に聴講できました.
僕は1日目業務,2日目フリーでした.
CODE BLUEは参加チケットが3.8万円~12万円ととても高額なので,その講演がタダで聴講できるのはかなり嬉しい!
初日に僕が担当した業務は事前登録者受付,ドアキーパー,同通レシーバー回収でした.
初日スタッフの集合は朝7時,ホテルの朝食が食べられませんでした.
受付では参加者にストラップとプログラム用紙の配布を行いました.
ドアキーパーとレシーバー回収は業務の合間に講演が聞けたり聞けなかったりという感じでした.
スタッフ業務の日はお昼に弁当が支給されたのでそれを食べました.
“和”って感じの美味しい弁当でした.
19時前には学生スタッフの業務が終わり,夜はスタッフ数人でインドカレー屋へ.
翌日はフリーなのでよく眠れました.
DAY2
2日目は一般参加になるので,講演開始10時に合わせてゆったりとしたスケジュールで会場に向かいました.
ホテルの朝食が素晴らしかった.
午前中は気になっていたコンテスト会場の方へ行ってました.
攻殻CTFは薄暗い会場が青色の照明で照らされていてとてもかっこいい雰囲気でした.
お昼は企業ブースでLINEが提供していたカレーを食べました.
午後からは講演を聴講してました.
「インサイドShell:.NETハッキング技術を応用したPowerShell可視性の向上」や「国産IT資産管理ソフトウェアの(イン)セキュリティ」などの講演を聴きました.
講演やそのあとのネットワーキングパーティなどでお話を聞いて感じたのは,セキュリティにおいて可視化がとても重要であるということ.
セキュリティに詳しくない人たちにセキュリティの重要性を伝えるためには,文章で伝えるよりも視覚的にわかりやすく伝えることが求められているみたい.
CODE BLUE最終日はGeorge Hotzによる基調講演がありました.
正直,この講演楽しみにしていたので2日目フリーで良かった.
内容は「OSSによる自動車の自動運転化」というタイトルのHonda,TOYOTAのJailBreak(笑).
AIによる自動運転技術もいつかは人間を超えるだろうと感じました.
基調講演が終わると会場の撤収作業と並行してネットワーキングパーティがありました.
スピーカーやスポンサー,スタッフが参加する打ち上げみたいなものでした.
ここで名刺交換など行いましたが,もっと積極的にたくさんの人に話しかけられたら良かったなと思います.
そのあとはスタッフの打ち上げ(2次会).
そして,学生スタッフたちとの打ち上げ(3次会,カラオケ).
朝5時くらいにホテルに戻りました.
DAY3
11時にホテルをチェックアウトして,そのままAVTOKYOへ.
会場は六本木のクラブでした.
AVTOKYOは,お酒を飲みながらセキュリティ関係の講演(LTみたいな感じ)を聞いたり,参加者と情報交換したりすることを目的としたイベントです.
合言葉は「no drink, no hack」.
会場ではオンラインCTFやセキュリティのクイズ大会も行われていました.
参加者に配られたバッジがかっこよかったです.
バッジはSTMマイコンの載った基板でSWDのピンが出ているので,みなさんご自由にハッキングしてください的な説明も.
時間見つけて遊んでみようと思います.
おわりに
僕がCODE BLUEの学生スタッフに応募した理由は,今年セキュリティ・キャンプに参加して,セキュリティ関係のイベントにもっと参加したいと感じたから,また,セキュリティに興味のある他の参加者と交流してみたいと思ったからです.
CODE BLUEのイベントはとても楽しかったし,セキュリティ・キャンプで一緒だったメンバーにも会えてたくさんの交流ができました.
また来年,機会があればスタッフとして参加したいです.