以前秋月電子通商で購入した有機ELディスプレイを使ってみました.
買ったのは0.96インチ 128×64ドット有機ELディスプレイ(OLED) です.
秋月の製品ページには,「I2Cで制御できる128×64のグラフィックディスプレイモジュール」と書いてある.お値段なんと580円!安い!!
ライブラリを使うことでお手軽に文字を表示できたので,簡単に説明したいと思います.
環境は以下の通り
- マイコンボード:STM32 Nucleo Board STM32F303K8T6
- コンパイラ:Mbed Compiler
ライブラリはNeal Hormanさんがmbed用に用意してくれているのでそれを使います.
このページにあるExampleプログラムをコピペしてI2Cに使うピンを適宜変更します.
SPI用のプログラムもサンプルとして書かれていますが,今回は使わないのでコメントアウトします.
コンパイルしてダウンロードしたバイナリファイルをマイコンに書き込んで実行すると…
秋月で買った有機ELディスプレイ、結構手軽に使えた!
— やまと@春から鹿大 (@_ymt_117) 2018年3月29日
これ使って何か作ろうかなあ pic.twitter.com/fWHqyDdlRn
はい,ディスプレイに表示できました!
下に表示されているロゴを消したいときは,Adafruit_SSD1306.cppに#define NO_SPLASH_ADAFRUIT
を追加します.
ディスプレイの活用
で,このディスプレイを使って作ったものがこちら.
このブログの404ページです(笑)
URLの「github.io/」より後ろの部分に適当な文字を入れるとこの404ページに飛びます.
まとめ
今回秋月で購入した有機ELディスプレイを使ってみました.
安価なモジュールで簡単に使えたので,ロボットの状態を表示するのに使ってみるのもいいですね.